英作文、自由英作文の勉強法

ぴよ太郎
英作文はギリギリになってやっとできるようになった科目だ

霊夢
それまでどうしてできなかったか、理由は分かったの?

ぴよ太郎
ああ、かなり当たりはついている。その失敗を踏まえて紹介しようと思う

すっからかん状態から、英文を読むことはずいぶんマシになりました。しかし、書く方は一歩も前に進んでいませんでした。

模試でも全く書けませんでしたが、「その分読解に時間を回せるからいいや」くらいに思っていました(アホなの?)英作文も読解と同じで、基礎ができていないと何も積みあがらないのです。

あと、自由英作文の訓練もしました。実はこれ、型が身につくと通常の英作文より簡単です。そのことについても述べようと思います。

英作文は英借文

ぴよ太郎「まずはこれを見てもらおうか」

霊夢「こ、これは!?挫折のあと」

魔理沙「手を出しては前半で挫折。『違うこの本じゃない俺の求めているのはこれじゃないんだ次行こ、次』。お手本のようなダメ受験生ね」

霊夢「なお、これらの書籍が駄目なのではなく、ぴよ太郎残念なのです」

多くの英作文の書籍は受験生の誤解答を示し、それを添削するような形式になっています。

先ほどの本の中に『減点されない英作文』という本がありますが、私の場合『そもそも得点していないから、減点どころではない英作文』という結果に終わっていたのです。残念

まずはインプット

先人から言い伝えられている言葉、『英作文は英借文』。これは正しいです。

実は私は例文暗唱を全くやってきませんでした。上記の書籍は河合塾に入る前のものですが、予備校の授業も全く身になりませんでした。

英作文は、先生に添削してもらうことがあると思いますが、私のようなぴよぴよレベルで添削してもらっても意味がないです。ちょっとした表現の違いを『これでもいいでしょ』と聞いているだけです。やめましょう。(先生の)時間ももったいないです。そんな暇があったら正解例文を覚えるのです。

例文を100~150ほど覚えるのが先です。そして、入試問題と戦えるレベルになってから添削してもらいにいきましょう。特に自由英作文は自分では採点しきれない部分があるので有効だと思います。

あと、学習の初段階で生徒の間違った例を添削する形の本もいらないと私は考えます(Z会の英作文のトレーニングタイプ)。まずはインプットです。

覚える例文

私が受験直前になって覚えたのがこれです

見出しになっている例題128の例文を12月になってからひたすら覚えました(練習問題はやらず)。それまでが0だったものですから、爆発的に書けるようになりました(当社比)。

この本の良いところは、文法事項は網羅していながら、一文が短いところです。私ですら覚えられた。まして君たちなら絶対にできるはずだ

英作文って極端に難しい表現をしなくていいのです。採点のポイントとなるような講文があり、そこは書く。それ以外はできるだけ平易な英文を書きました。接続詞で長く続けるのではなく、文を切っていく。分からない表現は、自分の知っている似たような表現に変えていくのです。

満点を取らなくてもいいのです。合格者の標準点を狙いましょう。


一般的に評判の良い本はこれです。

『ドラゴン桜』という生徒を東大に入学させるまでを描いた漫画があり、後にドラマ化されるのですが、そのコラボレーションとして出版された本です。単なるネタ本かと思いきや、2005年発売で今でも名著と言われる書籍です。小さなチャンスを逃さず、全力を注いで作り上げた竹岡先生は凄いですね。

Column:ドラゴンイングリッシュは私が受験した時もあったのですが、私は先に同じ竹岡先生の『英作文が面白いほど書ける本』を挫折した経験があったので、手を出しませんでした。

というのも『面白いほど』は正解が長いのです。つまり一般性がないのです。数学でいうと赤チャートです。英作文に英文読解のような難しい表現は必要ありません。瞬間英作文のような短くともすぐに口から出てきて使える例文が、良いのではないかと思います。


うちの高校で使っていたものの後継だと思います。これの2代前のですが。もちろん、私は全くやりませんでした(笑) やはりこういう例文の暗唱が必要なのですね。

構文というのは文法の一部に過ぎませんので、文法が分かっていれば読めます。しかし、意識していないと書けません。いいところをピックアップしてきてあるなと、今更ながら思います。

自由英作文

自由英作文も例文暗唱の後にやりましょう。やることは単純明快です。

  1. 基本的な型を身につける
  2. 添削してもらう

自由英作文は大学ごとに字数や形式がずいぶん異なります。一般的な本で勉強するのではなく、受験する可能性のある大学の過去問をやって添削してもらいましょう。

基本的な型ですが、どの本で身につけたんだっけ…これだったかな。

手元にあるやつは前の版ですが、3日でできると書いてあります。新版は10日になっていますね。現実的です。

旧版で言えば、この本の序盤に書いてあることだけで十分でした。問題は解かなかったです。基本的な書き方だけ身につけて、あとは過去問を添削してもらいました。

型は簡単なのでここに書いちゃいましょう

  1. 自分の意見・立場を明らかにする(I think や In my opinion, で入る)
  2. 理由を列挙する(The first reason is that~,The second reason is that~,The last reason is that~ さらに3つ目の理由を挙げるなどしてここで文字数を調節する)
  3. 結論(In conclusion,~)

これです。ただこれだけです。私は全部この型に当てはめてやりました。

Column:『大矢英作文の実況中継』には「自由英作文は加点方式だから上手い英文を書いて採点官にアピールせよ」という主旨のことが書いてあります。

大矢先生のやり方は、中間の理由列挙の部分が違います。第二段落で譲歩(確かに~かもしれない)、第三段落で反論(しかし~だ)となっています。確かに上手い文かもしれませんが、これでは文字数調節ができません。私のような初心者向きではないと思います。

しかも難しい。譲歩とそれに対する反論…マジもんの意見を言わないといけなくなります。理由列挙だと、一つ目と二つ目の理由は無関係で構いませんし、自分の信念でも何でもなくその場の思いつきで書けてしまいます。

入試ですから、時間をかけて名文を書いている時間はありません。ま、時間かけても私は書けませんが(笑)実際はどのような採点がされているのでしょうね。

まとめ

英作文はまずは例文暗唱です。これをせずに英作文の問題集や添削をしてもらっても、多様な問題に対応できる力はつきません。短くてもいいので瞬間的に頭から取り出せる英文を100~150文準備しましょう。細かいニュアンスなどはその後に身につければいいと思います。

自由英作文は、問題形式が多様で一般的な訓練をするのは現実的ではありません。大学ごとに必要文字数が全然違います。よって、受験校の形式に合わせた訓練が重要となります。ここは学校や予備校の先生に添削してもらいましょう。訓練すれば、通常の英作文より安定すると思います。

英作文は、一般的に受験生の対応が遅れる分野だと思います。しかし捨ててはいけません。満点を取る必要はないのです。満点狙いでないならば道は思ったほど遠くありません。例文暗唱だけでも合格点に達すると思います。

雑談:医学部で『東進、最高!』と言っている友人がいました。自分の行っていた予備校をそう思えるのは良いことですね。私も河合塾に行って良かったと思っています。一部腹が立ったこともありますが(また機会があれば話す)。

今回の英作文の話に関連付けると、河合塾には一つ優れた点があります。大きい校舎だけかもしれませんが、常駐している英語の先生がおられるのです。京都校には中澤宏文先生が常駐していらっしゃいます(労働基準法に違反するくらい)。

『英文読解の透視図』の著者の一人、中尾悟先生の授業は私も大好きでした。しかし、中尾先生はホントお忙しい。すぐに他の校舎にいかなければなりません。質問に並ぶ人も多いですし、勢いがあるので分からなくても「はい」と答えざるを得ませんでした。

一方、中澤先生はいかつい外見とはうらはらにスローモーションなおかたです。授業には睡眠の魔法がかかっていますが、質問の際にはこのテンポが実に(・∀・)イイ!! そして、校舎にいないほうが珍しいという常駐っぷり。特に英作文の添削では大変お世話になりました。

そうそう、河合塾は講師室がガラス張りで、広く取ってあります。対面で質問を受ける机まで何席も用意してありました。数学生物も頻繁に質問にいきました。一年で塾の機能を使いたおしたと思います。講習は1つも受けずお金は落としませんでしたが…すまない河合塾。