近藤真彦が、浅越ゴエにやり返された話

ぴよ太郎
あれは深夜番組だったと思うが、生放送だったのかな

霊夢
録画だと放送されないように思うわ。放送事故のたぐいだもの

ぴよ太郎
検索で出てこないので記録として残しておこうか

浅越ゴエさんは、第2回R-1グランプリのチャンピオンです。

2007年くらいの深夜番組だったと思いますが、無名時代に近藤真彦氏にされた行いをテレビで、しかも本人の前で話し、10年越しの思いを果たしました。

人物紹介

浅越ゴエ

1973年生まれ。お笑いユニットザ・プラン9のメンバー。

しっくりこないニュース」というアナウンサーネタで、R-1グランプリ(ピン芸人日本一を決める大会)第2回大会(2004年)優勝、第4回大会(2006年)でも3位という実績を持ちます。

漫才におけるアナウンサーネタの先駆け的存在ですね。実際にアナウンサー入社試験を受けたそうです。

近藤真彦

1964年生まれ。アイドル歌手、レーサー、Google検索だと実業家と出てくるマルチな人。

まだ、ジャニーズ事務所の力が弱い時代から活躍し、事務所をここまで大きくした功労者の一人。今残っているうちでは一番の古株か。昔から“やんちゃ”で有名。

同じく「3年B組金八先生」に出演していた、田原俊彦、野村義男とともに「たのきんトリオ」として出てきました。『たのきん』は「田・野・近」ということです。といっても、シブがき隊や少年隊のようなグループでの歌手活動はしておらず、グラビアにセットで出るという感じでした。

今はジャニーズ内でいくつもグループがあり、さらにグループのメンバーそれぞれにファン付いている状態ですよね。当時は、田原俊彦さん(爆笑問題の横に黙って立っている人)と近藤真彦さんだけで世の人気を二分していました。どれだけ凄いことか分かると思います。

ヨッちゃんは全く人気がでませんでした。キレンジャーほども…。ジャニーズはグループ内に必ず“顔面比較対象”を入れてきます。シブがき隊ならフックン、V6ならいのっち、関ジャニなら横山君のように人柄で勝負するタイプを。しかし、ヨッちゃんは謙虚でもなかったし、うん、何もなかった(笑)

女性歌手の中森明菜さんと、すったもんだがあった頃から人気が低下し始めたように思います。そして、自動車レースの世界に行きました。しかし、彼が賢かったのはジャニーズ事務所に残ったことです。対称的なトシちゃんのことは後で書こう。

現在の評判(若者)

結構、マズいことになっていますね。いくつか引用してみます。

Youtubeのコメント欄より

  • 旬が過ぎたおじさん
  • マッチと聞いただけで拒否反応です(-_-#)?
  • メリーと同じく正に『老害』

お、お前ら…

(-_-#)? この顔文字いいですね。これ1つで色々な感情が表現されています。

週刊女性PRIME』では嫌いなジャニーズタレントのアンケートを毎年取っていますが、ワントップのキムタク以外は、その年女性問題を起こしたタレントが上位ランクするようです。そんな中、2017年度版で堂々5位にランクインしています。

小山、伊野尾などの新参者が「嫌い」部門トップ5に入るなかで、レギュラーメンバーに定着しつつあるのは“マッチ”こと近藤真彦やはりベテランは違う

なんだその面白紹介(笑)

ちなみに、このようなランキングは知名度に左右されます。例えば同じ1%の人が嫌いでも1万人にしか知られていなければ100票しかはいりませんが、1千万人に知られていれば10万票入ります。

かつて、明石家さんまさんが好きな芸能人・嫌いな芸能人の両方にランクインしていたのはそういう理由です。そして、キムタクとマッチの現在の知名度を考えると…後は言わなくても分かりますね。

続いて、若者の声。

  • 「ジャニーズ総出演のものに出演すると、全体的にマッチさんという雰囲気になり他のグループ(特に若手)が目立たなくなるから」(20代女性・フリーター)
  • 「すごい人なのかもしれないが、滅多に出ないのにものすごく先輩ヅラをしたり、はっきり言って歌もそんなに上手くないと思う」(20代女性・保育士)
  • 「マッチが歌番組で歌ってる時にジャニーズ全員が立って手を叩いて盛り上げてるところを見てから恥ずかしくないのかなと思ってそこから苦手になった」(10代女性・高校生)

凄くリアルです。きっと本当にアンケートを取ったのでしょうね。

歌が上手くないというのは、少し解説を。実はトシちゃんが、とっても歌唱力控えめだったのです。音域が狭く、確か1オクターブくらい(?)しかでなかったと思います。

作曲家はあらかじめ彼の音域内で曲を書くのですが、苦労したとその作曲家がドキュメンタリー番組で言っていました。

彼と比べると、マッチのは一応歌にはなっていました。

この頃はカラオケ店というのはなく、飲み屋や家庭内でカラオケを楽しむくらいのものでした。国民全体の歌のレベルが高くなかった時代です。CDもまだなく、レコードとカセットテープで音楽を聞いていました。

女性アイドルは、中森明菜さんや本田美奈子さんをはじめ本格派もいたのですが、男性アイドルは下手の代名詞でした。今の若い人はみんな標準以上に上手ですね(中居君は除く)。

現在の評判(彼と同世代)

  • 「年上だというだけで威張っている。後輩の稼ぎで好きなことをしている。芸がない」(50代女性・主婦)
  • 「先輩風ふかし過ぎ」(60代女性・年金生活者)
  • 「若い頃はそれなりに好きだったのですが、今の彼は先輩面がとても鼻につく。後輩たちから、よいしょされてて、周りも見えてないし、とにかく、偉そうな態度が見ていて気分が悪い」(50代女性・職業未記入)

ひぃー、お前らまで容赦ねぇな! 芸がないってなんだ、芸って(笑)

彼は自分で会社を作っているし、後輩の稼ぎに頼っているわけではないと思いますが。それに、後輩が稼げているのは事務所が力を持てたからです。そこに彼の力は大きかったと思います。

ぴよ太郎
ちょっと彼の弁護をしてみた
霊夢
ゴエさんの紹介と比べて、えらく長いんですけど

問題の番組

浅越ゴエさんは、売れない時代にテレビ局でアルバイトだったかな、ADのような仕事をしていたそうです。芸能人の支度部屋に食事を運んだりする、いわゆる雑用係です。

ある時、ゴエさんは近藤真彦さんの部屋に食事を運んだそうです。どんぶりものだったのですが、何ドンだったかな。ちょっと忘れた。ここではかつ丼ということにしておきましょう。

「おつかれさまでーす」といってかつ丼をテーブルに置き部屋を出ようとしたところ、後ろからひゅーんとかつ丼が飛んできたそうです。フライングかつ丼。運よくゴエさんには当たらず、出て行こうとしたドアに当たって落ちました。

オレはかつ丼が喰えねぇんだよ!』と叫んだのは、大スター、マッチこと我らが近藤真彦様

というのを、ゴエさんがテレビで堂々と言い放ちました。アナウンサーのような見事な滑舌で。確か、ゴエさんがやっていた深夜番組の最終回だったかな。わざわざゲストにマッチを呼んだところを見ると、初めから爆破する狙いがあったのかも。まさにマッチ一本火事の元。

マッチは裏表のない性格ですので、ゴエさんだけが特別だったのではないと思います。下っ端とみなしたものには分け隔てなく、そういう一貫した対応をしていたのだと思います。

しかし、人間いつどこで立場が逆転するか分かりません。今は使い走りでも、将来どんな形で力を持つか分かりません。気をつけましょう。

真面目な話をすると

このテレビ放送、その“事件”があった10年後の話なのですよね。それでもゴエさんは忘れていなかった。おそらく、ドアに投げつけられ散らばったかつ丼の後片付けもさせられたことでしょう。

自分より下の立場の人間を怒ることはあると思います(まあ、ほとんどは本人のストレス解消をしているに過ぎないのですが)。しかし、屈辱を与えるところまでやってはいけません。

屈辱を受けた人間は、あなたの一生の敵になります

ゴエさんは10年経っても忘れていなかった。マッチの力が落ち、自分が力を得たところで見事にやり返しました。まあ、それ以来10年ちょっと、一度もゴエさんをテレビで見ていませんが…(消されたかと思っていましたが、実際は、関西ローカルで活躍していらっしゃるようです)。

Column:先日亡くなったプロ野球の星野仙一さんは直情径行型で、“肉体的熱血指導”をなさることで有名でした。しかし、あまり恨まれてはいなかったように思います。選手の奥さんの誕生日に花束を贈るなど、紳士的な一面も同時に持ち合わせていました。本人は計算のように言っていましたが、要するに感情の振れ幅が大きいひとは、怒る時も極端ですが本質的に優しいのです。

マッチのはただのワガママ。

ニュース深堀り

そのテレビ収録があったのはマッチ40代前半の時です。彼ももう大人で「若い時、調子に乗っていて申し訳ありませんでした」と紳士的にきちんと謝っていて好感が持てました。彼も大人になったということでしょう。逆に、「ゴエちゃん、ちょっと仕返しが過ぎるんじゃない」とも思いました。

…ん、ちょっと待てよ。ゴエさんは22歳で芸能界入りしています。今回初めて知ったのですが、よく見ますとマッチとは年齢が9歳離れています。ということは、

マッチ、それ30歳越えてからの話じゃん!

てっきり同い年くらいで、マッチが10代の頃のことだと今まで思っていました。30歳越えて、嫌いな食べ物を投げつける大人…恐ろしいわ!

余談

トシちゃんの話

田原俊彦さんは、現在、爆笑問題が司会をしている番組で、横に突っ立っている人です。あまり見たことない番組ですが、元知事の舛添要一氏を出演させたり色物を起用する傾向があるようです。

トシちゃんは、マッチよりもむしろ人気のあったトップアイドルだったのですが、ある日一斉に干され、マスコミへの露出が極端に少なくなった…というかゼロになった人物です。細々とディナーショーなどやってきたようですが。

今回調べてみて、どうも私が思っていた理由だけではないように思いました。

長女は「田原可南子さん」という女優なのですね。オーディションには父親の名前を伏せて応募するなど気骨のある女性のようです。

この可南子さんが生まれた時、1994年(平成6年)2月14日にトシちゃんはやらかしました。長女出生のインタビューをしようと、マスコミ各社が病院の前で待っていました。

ところが、トシちゃんはインタビューに応じず病院の裏口から帰ってしまったのです。「オレほどビッグになると(なんたらかんたら)」というセリフはこの時のことだったかな。

不倫などの悪いインタビューではなく、祝福のインタビューです。それを拒否してしまったのです。その後、マスコミ各社から総スカンをくらい無視された…というのがいままで言われてきた話です。まあ、これは事実なのでしょうが、メインの理由ではないように思います。

1994年3月1日に、トシちゃんは反対を押し切る形でジャニーズ事務所から独立しています。本当の理由はこれですね。ジャニーズからの圧力があったと芸能リポーターは言えないので、前述の理由を広めたのでしょう。

田原俊彦さんは、自分に力があると勘違いしてしまったのです。本当に力があったのはジャニーズ事務所だったのに。対して、近藤真彦さんは独立しなかった。経営者側から見ると、功労者として奉るのは当然のことになるわけです。

まとめ

もはや何の話か分からなくなってきましたが、共通して言いたいことは

自分の力を過信してはいけないということです。

田原俊彦さんや近藤真彦さんほどのビッグスターでさえ、本当は事務所の力によるところが大きかった。見えないところで自分のために、色々な人が力を尽くしてくれている。そこに想像力が及ばないと失敗してしまうのです。

最近、渋谷すばるさんが関ジャニから独立しましたが、彼は大丈夫でしょうか。横山君の友情もあり円満退社という形にはなりそうですので、ジャニーズからの横槍はないでしょう。ただ、私は彼の存在は知っていましたが、メインボーカルだということは知りませんでした。一般の知名度はそこまで高くはないと思います。

ところで、お笑いのピース、綾部さんがハリウッドで成功するかは極めて微妙です。しかし、吉本を抜けてはいません。彼の経歴は、あれはあれで使いようがあります。

しかし、渋谷さんは退路をたってしまいました。もちろん、全てを捨てて音楽だけで這い上がる気概があるのでしょう。彼の純粋さ、ひたむきさが伝わってくる話ですが、現実の世の中はカネやコネで汚れた場所です。ジャニーズの影響力を少しは利用してもよかったのではないかと思います。

願わくば、彼のような純粋な人が成功を収めて欲しいものです。