来年のために、合格者番号を見ておこう!(理科の選択)

ぴよ太郎
最近はどの大学も、HPで合格者の番号を期間限定で発表しているよね

霊夢
今回は、将来自分が行きたい大学の合格者番号を見ておくと役に立つという話ね

科の選択といえば、一般に工学部は物理・化学指定なので選択による差は生まれません。一方、理学部などは物理・化学・生物・地学の4科目から2科目選択となっていることが多いと思います。

そして、医学部の大半は、物理化学生物の3科目から2科目科目選択になっています。特に医学部の場合、理科と大学の選択が大きく合否に影響してきます。その理由を述べたいと思います。

合格者番号から分かること

二次試験は問題配布の都合上、理科の選択によって受験する教室が分けられています。願書を出す時に、あらかじめ理科の選択を書く欄があります。

そして、例えば、受験番号が101234は物理化学選択、201234は化学生物選択、301234は物理生物選択などというように先頭の番号で選択が分かるようになっています。

ただし、これは大学によって異なります。先輩に聞いたり、質問掲示板などで確認が必要です。

ある大学では2番目物理・生物選択でした(通常、合格者は0~1人)。

粗点での比較

河合塾記述式模試の順位ってどうやって決まるか知っていますか。

マーク式は粗点で比較されるのに対し、記述式は各科目の偏差値の平均で決まっています。

一方、大学の二次試験はというと粗点で比較されます。よって、理科の難易度に差があるとヤバいのです(滋賀医科大学だけは、偏差値に換算して比較すると書いてありました)。

では実際、目に見えるほどの差はあるのでしょうか。

理科選択の割合

模試を見ると理科選択の人数が書いてありますが、ほぼ一定の選択率になっています。約6割物理化学選択、約4割化学生物選択です。ちなみに、物理生物選択も3%います。

本番の試験会場で受験番号から人数を確認してみたところ、大まかに上記の割合で合っていました。

そして、合格者番号でチェックして欲しいことは、物理化学化学生物の合格者割合がちゃんと6:4になっているかどうかです。なっていない場合、物理生物の問題の品質に差があると考えられます。

なぜなら、試験は理科だけではなく英語や数学との合計ですので、本来理科のちょっとした難易度の違いは誤差の範囲になります。それが8:23:7などになるのはおかしいのです。

8:2のケースは実際に統計的手法で計算してみたところ、「差がないとはいえない」という結果がでました。(統計ってこういう言い方をします)

医学部の理科は悪問だらけ!?

理科の入試問題は誰が作っているでしょうか。理学部のある大学はそこの教官が作っていると思われます。

実際入試問題を解いてみると、理学部のある大学の問題は、ちゃんと勉強していればできる品質になっています。

ところが、地方大学や旧単科医科大学はそうではありません。

地方大学の危険性

地方大学は、医学部とその他の学部との差が大きいことがあります。医学部だけ問題が違う大学もあったと思いますが、問題が同じ場合は異常な高得点の争いになります。

ある大学ではセンター試験のボーダーが87%と言われていたのですが、二次試験との合計で合格最低点88%と、二次試験の方がセンター試験より高いことがありました。

倍率10倍、得点率9割近い争いとなると、学力差というよりも当日のちょっとしたミスの勝負になってしまい大変危険です。

そして問題の品質の話ですが、地方大学には理学部がないところが結構あります。実用重視で工学部だけとか。

別のある大学は、高得点対策として、医学科だけ試験時間を2/3と無理なやり方をしたことがありました。いまでもそうなのかな。ちなみにその時の合格者は7割化学・生物選択者だったそうです。

私も解いてみましたが、物理とんでもない問題でした。物理は「物質の質量をM」とおく、など文字を使います。それが10個くらい出てきて計算量が凄いことになり、とても時間内に解ける代物ではなかったのです。

旧医科単科大学の危険性

医科単科大学というのは滋賀医科大学のような医学専門の大学のことです。

今はほとんど地元国立大と合併していますが、試験は別になっていて、問題も医学部独自で作成されています。

赤本を立ち読みしていたところ、ある旧医単大学では数学の合格者の平均点が39.8%ということがありました。受験者ではありませんよ。合格者の平均がです。

どうしてこうなるかというと、医科単科大学というのは、各科目の教官が1~2人しかいないからです。主にたった1人の教授の力によって難易度が大きく左右されるのです。

ただし、数学の場合は受験者全員共通なのでまだましです。問題は、理科の品質に大きな差が少なからずあることです。

某大学の具体的なお話

私の進学先はひどいところで、なんと合格者の8割物理・化学選択者。しかも毎年毎年

私は少数派の物理生物受験ですが、この年も生物の問題は悪かったです。

これは主観ですが、私の場合物理はほぼ満点、生物は5割でした。ちなみに、物理・生物受験者は25人いて1人しか受かりませんでした。

入学後、生物受験の同級生達と話をしたところ、皆一様に「変な問題だったよな。出題範囲知らないんじゃないか」と言っていましたね。そして、ほぼみんな5割程だったとのこと。

研究者が入試問題を作ったら

私が入学した後の試験で、入試問題を作ったことのない研究系の教授が生物の問題を一題任されました。

そこの研究室に通っている学生によると「ほとんど白紙で、採点が楽だった」とご本人は笑っていたそうです。

いや、笑いごとじゃないから!粗点で合格が決まることすら知らないのかな。入試範囲も知らなかったんじゃないかぁ。

生物の教官がヤバい人

入学後分かったのですが、生物の教官ヤバい人でした。ずっと大学で研究をしている人にありがちなタイプで、妙にプライドが高い感じでした。

これは私見ですが、この教官、わざと生物選択者の合格率を下げていたように思います。その理由は、新入生に偉そうにできるからです。

君らは全く生物が分かっていないから」が口癖で、学生を馬鹿にするのを趣味としていました。

30人留年させる」と息巻いて、学務課からストップかけられたこともあったとか。

まとめ

  • 合格者の割合を調べよう
  • 理科の品質は一様ではないから
  • 特に、理学部のない大学は注意